革のコートのボタン(ホック)が壊れると、特殊なのは困るの

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じゃんじゃん色を塗り直した革のコートの、ボタン(でっかいホックやね)がとうとう壊れた。おそらく10年位は着ているものだ。ボタン(ホック)は、表には糸目しか出て来なくて、裏にだけボタンが見え縫い付けるやつである。見返しの真ん中の一つだけが壊れたのだ。

購入時に、予備に一つついていたのだが、家の中のどこに置いたかを忘れてしまった。駅中の衣服の修理やさんに持って行って、代わりのいいボタンがあるならば全部(前立て3個分)替えてもらおう〜それでいいやと思い持参。だが、スタッフの方がこれならありますが、、、と見せてくれたのはうーん、黒い、普通(でもないが)のでっかいホックであった。渋いホックではありません。どう見ても、このコートには合わないのです。

価格は、革のコートに縫い付けるので、ひとつ500円位で、6カ所だから、3000円ぐらい、とのことだったのだが、そんなに綺麗なホックがついても前を留めずに着た時にぺらりと見えて格好が悪そうである。 もう少し家の中を探してみてあったら持参します、と伝えて、コートを持ち帰った。

特殊なボタンは、壊れた時に困ります。着つづけたいな、と思うときは、やはり、予備はちゃんとしまっておくこと、と、あらかじめ、ボタン屋さんに行って、合いそうなものを見繕って購入しておくのがいいでしょうね〜。 とにもかくにも、家の掃除と整理であります。

自分で革ジャンのカラー補修をするのは指で塗るのがいいわ

革ジャン薄めの色の色塗り

革ジャン、レザージャケットのセルフリペア、色補修編

こちら、上から色がぺたっとついた革ジャンだと思って下さい。極端に表現しますと、上からペンキを塗った様な、、、感じです。なので、オイルダイ、とかレザーダイを使った渋〜い仕上がりの色塗りではありません。

使ったのはサフィールのレノベイティング補修クリーム。刷毛や、筆で塗るのも試しましたが、指で塗るのが一番自然に塗り込める気がします。でもお肌荒れますからね〜成分が詳しくはわかりません。(薄め液に使ったローションには、匂いからおそらく有機溶剤入ってると思われます。)

ラップを巻いた指でやってもみましたが、ムラになります。ダブルクリックで大きくして見て頂いたら、向かって左上の袖の色塗りがちょっとムラになっているのがわかると思います。

メーカーが、指で塗るのを推薦しているのがよくわかります。一番指がうまく塗れます
。このクリームは、染める感じではありません。上から塗る感じです。ムラになったところにはまた重ねちゃうので、ちょっと重たい印象に。

見返しに試し塗りしながら、色を作って行くのですが、なかなかちょうどいい色になりません。薄〜い色は難しいです。

筆洗いの容器に、サフィールのカラーチューブ2本(18ビスケットと、39ナチュラルレザー)と、コロンブスのアドカラーのライトベージュを混ぜながら色を作ります。
見返しでどんどん試しているうちに、あーでもないこーでもないと絵の具の量がどんどん増えます。ローション混ぜますがどぼどぼじゃん。途中で泣きたくなりました。

サフィールカラー番号18番のビスケット色は、絵の具を出したとたん、緑の顔料がどれれーんと出て来て分離してる感じでしたが、もういちいち返品するのも時間がかかるので、そんなもんさと混ぜて続行。

どうにか漸くぴったりの色が出来ましたが色目明る過ぎます。これをワントーンくすませるませるには、、、と持っていたリキソール(アクリル絵の具)の黒をちょびっと入れました。30年ぐらい前の絵の具です。アクリルだし、いいか〜と思いまして。(おそらくサフィールの補修クリームも、アクリル絵の具よね)
するといい具合に、トーンが落ちまして、恥ずかしくない色合いに落ち着きました。この時点では、見返しには試した色が混在していて、パレットな状態。ほんとに継ぎはぎな感じ。

サフィールを指で塗る

SAPHIRを指で塗る

どんどん塗って行きます。
でもやっぱり一日仕事ですね。コロンブスのアドカラーは、水を混ぜて塗りましたが、今回のサフィールはローションを混ぜながらです。結構ピカピカ光った光沢のある仕上がりになります。
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手を何度も洗いながら(指先で膜のように固まるので、マメに洗わないと、もろもろが塗った先についてしまいます。)なので、手がちょっと荒れ荒れ気味になります。

どうにか上手く行きました。
あとは、この焦げ茶のライン部分に、色が着いてしまったので、それを取ったり、色塗りが必要です。間違ったら拭き取れるクリーナーも同じメーカーから出てるんですが、私は買っていませんのよ〜。

自分で塗るのはお手入れ好きな方にはお勧め出来ます。ですが、微妙な色を調合するのに結構骨が折れます。途中で失敗(例えばべたべたに塗り過ぎて、厚ぼったい仕上がりになっちゃった)して、どうしようも出来ず投げ出してしまう可能性も大きいです。(昨日の私がそうでした。泣いてました。)

このてかりまでは、自分で経験を重ねないと調整出来ないんじゃないでしょうか。塗りの厚みもなかなか難しい。(もっとローション混ぜれば良かったかなあ) 塗る面積が大きい場合、お店にクリーニングと色補修をお金がかかっても出す方が間違いがありません〜。おそらく。

多分サフィールはアクリル絵の具ですよね。

洗うときペリリと薄く剥がれますもの。コロンブスのアドカラーは10色ぐらいしかないので、色の調合が難しいのは確か。一方このサフィールは40色以上。混ぜて微妙な色合いが作れるのが強みかなあ。

筆洗いのふちに貼り付いた、サフィールを剥がす

2016年10月23日追記
革のメンテナンス専門店の記事を読みましたが、エアブラシでとても慎重に補色をされていました。あー、いいなあ〜とは思います。その革の衣服をどのような用途で使うかによると感じます。 私のように、リュックを背負う派の方なら、擦れて色が落ちることは避けて通れません。日常ですから特に。

その製品に、丁寧なメンテをあまり望まなくなりました。 綺麗に着るのは無理なのね、と諦めた感じです。 そのため、こんな風にざっくざっくやっちゃいます。 合間に一息ついて、ああ、お店に出したいということになるときは、お店が困るかもしれません。亜流の塗り方、染め方をやった革になってしまっていますから。でもまあいいか〜という感じです。

そのビンテージ感たっぷりの、革の衣服は、譲れるとしたら、次は誰のもとに?

年配の方に着てもらうというよりは、若い世代の方に着てもらうのが一番洒落ている気がします。かなりくたびれた感じのものでも、10代20代のお子が着てくれたら、若さでなんでもオッケーおっしゃれーになるからです。

くたびれている気持ちや年齢の時に、くたびれた革を着ると、、、少々コワい印象になる気がして。ある程度の年齢になると、きれいめで勝負せんとな〜と感じておりますわ。どこかに綺麗めのものを入れる。それが、ぴっと伸びた背筋であったり。鍛えた身体であったりね。

お若い子は何を着てもオッケーですが、やはり年期を重ねますと、そういう訳にもいきまへんわ〜おほほ。

追記2016年11月15日
既に着ております。その感想。
あまり分厚く塗りすぎると、、、、割れました。(@@)ご注意くださりまし〜。加えて、薄め液に使ったサフィールのユニバーサルローション、香りに好き嫌いがあります。私の姉はダメでした。結局容器の半分位残っていたローションは人にお譲りしました。

染め直し?塗り直し?はまだ先かなあ。レザージャケット

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こちらのレザージャケットは、馬革です。銀面が最初はきれーいで、襟の部分の様なつるっとしたワイン色でした。私はリュックを背負うので、肩の部分は一時褪せてがさがさになりました。クリーナーとローションで、一旦はきれいに納まった。 自分で塗り直そうと思って顔料インク(コロンブスのアドカラー)を何種類か買って来たが、この革は顔料じゃなくって、染め直しする感じかなあと思い、ちょっとおやすみ。マットな風情が格好いいので、まだこれでいいんちゃうんとの姉の一声。まだ着られそうなので、しばらくはこのままローションでのお手入れで着ようかなあ。

最初は美しさで攻める感じでしたが、近頃はこの渋さで着たおす感じです。大元の革が良いからか、迫力が出ますなあ。美しく色が綺麗すぎると、印象が固くきっちり、かっちりとなってしまいます。レザーのジャケットは嫌でもイメージがごつくなりますから、そんな2重に攻めんでもよろしいやん。ふにゃりと着たらよろし。

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さて、一方、この革ジャン。J CREWのものです。牛革うしうし。これも姉からのお下がり。 この形、結構今着ている女子が多く思えますが、いや〜、ミドルな世代には難しいです。猫背気味の方は、加えて頸椎七番のポッコり出たところから、胸椎の曲線が目立ってしまう形ですのよ。嫌でもしゃんと致します。

これは何年か前にラナパーをじゃんじゃん塗ったきりじゃないかしらん。特に黒のクリームとかも塗らずです。袖口や裾の色あせの差がごっついですね。ロウっぽく白〜くなっていますよね。
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裾の箇所の色の差がよくわかります。裾は色あせと、赤茶けています。
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これはこれで、しぶーく古着っぽくてよいかなあ、とあえて黒く染め直したりせず、がしがし着ています。

レザージャケット自分で色落ち補修

これはうまく行った。このオレンジ系茶色のレザーコート。

レザージャケット自分で色落ち補修

肩のあたりなど、革が荒れて色落ちしていたのだ。もとから染めるというのではなく、ペンキで塗った様な仕上がりだったので、アドカラーでべた塗りした。こちらは、その荒れた時の画像です。
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一方、こちらの革ジャンも同じく。コロンブスのアドカラーで塗った。うまく色塗り出来たと思っていたが、、、。
薄い色の革のジャンパー色補修

やはり蛍光灯の元で色塗りしたので、太陽光の元で見ると、まったく違った。緑っぽいのだ。IMG_4556

蛍光灯自体が青っぽい光なので、その辺りが上手く見えない、、、のかな。調べてみないとね。も一度やりなおさねば〜。

サフィールのカラー補修クリームを、似た色のものを3本買った。これはローションと混ぜて使うのだそうだ。試してみた続きは、末尾掲載の関連記事「自分で革ジャンのカラー補修をするのは指で塗るのがいいわ」へどうぞ〜♪

革コートを自分で色補修_こすれ、ひび割れ、色はげ

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レザーのジャケットやコートを一気にじぶんちで色塗りしちゃおう。

これはオイルダイや、レザーダイ等を使った自然な染め上げる仕上がりではありません。極端に言いますと、上からペンキを塗ったような印象。おそらくとっても亜流。ポップな感じです。元のコートがそんな風だったので。

べた塗り3着目です。ホンマは自然光の元でするのが一番ですが、和室の蛍光灯の下で、です。

コロンブスのアドカラーをペットボトルにチュ〜っと何色た出しつつ、水も加えもって、振りながら、ちょうどいい色に混ぜて混ぜて塗るだけ。
このコートは元から、ラッカーっぽく上から色を塗っている仕様なので、ペンキを塗る感覚で気楽に塗れました。こんな面積の広ーいコートは、最初に一気に色を作っとかなきゃだめですね。部分ごとにちょっとずつ色が変わっちゃうんですもん。このコートで混ぜながら、アドカラーのチューブ2本は使いました。

ほとんど、変に色を混ぜなくても行けたのがうれしかったです。最初は蛍光のオレンジがかかった様なコートの色でしたが、その不思議なニュアンスはなくなってしまいましたが。

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これは最初に袖のカフス部分だけ試したところ。

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裾を内側から見たところ。最初にお試しで塗った顔料は色が濃過ぎたようですね。元の色との差がくっきり出ています。IMG_4546
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こんな感じでべちゃっと塗っちゃう。
一旦乾かして次の日、自然光で見ると、結構ムラが出来ていてがっくり。2度塗りしました。

むらなく塗るのがベスト
顔料の液だまり(水たまりみたいになるところ)を作らない様にすることがポイントです。
液がたまっているところは、ティッシュで吸い込みながら表面をならしたり、筆で液を吸い取るようにしたりすると、仕上がりがきれいです。

追記2017年1月8日
塗ってから初めて着ました。約9ヶ月経ってます。
着た印象は、「軽っ!!」でした。いいのか悪いのか、革が紙みたいに軽くなっていました。前はもうちょっとずっしり重たいコートだったのですが。
追記2020年3月12日
今年は一回も着ていません。昨年ぐらいから、自分が塗ったところがぼろぼろと剥げてきました。特に脇のところが、、、、。もうそろそろちゃんと塗り直しに出さないとと思っています。

薄い色の革のジャンパー自分で色補修

薄い色のジャンパー色塗り

レザージャンパーの色塗り


一通り、道具があると、一気にテレビをみながらでも、短時間に出来てしまいます。コロンブスのチューブ状の革用の絵の具です。これって、めちゃめちゃ手軽に出来ます。4本の色を調合して、水を入れ、革に似た色になる様にペットボトル内で振って作成。
ブラシでほこりを落とし、
クリーナーで革面をきれいにふいてから、
筆で塗って行きます。
ガサガサだった、袖口とか、ファスナーの裾とか、ポケット周りも塗るときれいになりました。ちょっと白すぎるかなあとも思いましたが、上手くいった様です。

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向かって左の袖口は、革が荒れてガサガサです。はげてる感じ。
右は塗って、奇麗になったところです。

革のジャンパー色補修

心配しておりましたが、表面がきれいになりました。これなら、美しく着られそうです。

チューブ一本300円(税抜き)四本でも、1200円。お店に出すと、こんなお手軽には出来ません。色がはげたところだけ塗ってもらっても、一万ぐらいはするんじゃないのかしら?リュックを背負うので、革ジャケットを美しく保つのは無理だとあきらめました。 多少はムラになっても、気長に手入れ出来る方がうれしいですもんね。あとは、2着を予定。ワイン色の革のジャケットと、オレンジ色のコートを塗ろう〜っと。
薄い色の革のジャンパー色補修

はい、2日経って、太陽光の下で比べてみると、補修した部分の色が、、、ちょっと緑っぽい!
この大元の持ち主は姉でしたが、革の面がきれいになったのを見て、また着たいと申しました。ですが、この色が違うのは大変嫌なのだそうで、、。

再度 東急ハンズに行き、あのおフランス製の顔料(かな?)を三本買って来ました。ぴったりにいい具合に直せたら、顔料代を払ってくれると言うてますが〜結局色調整が難しいんですよね。 どうなるかしらん。

微妙ないい色合いの革の服を買うよりも、色を補修出来る、あらかじめチューブなどの色にあるカラーの服を買った方がメンテナンス楽とちゃうのん?と思いました。革服好きな方は、サフィールのカラー一覧を常に持っていると、イザ、レザーの素晴らしいジャケットに出会った時も、悩まずに購入出来るのでは???(^^)/

↓20161103追記
最終的には、サフィールのカラーで、修理完了。
まぜた、サフィールのクリームの臭いが姉はダメらしく、最終的に、私の手元に来ました、ジャンパー。ずっと、一夏吊って干していましたが、においは、ぬけないんですよね。

革コートに色を塗る

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こんな風に色あせてきた革のコート。羊革です。
色塗りをようやく。刷毛でばばばっと、まずは一回。
お店で色塗りをやってもらったら、このコートで、2万ちょっとかかりました。
リュックを背負う私ですので、袖口と、肩、脇ぐりは、直ぐに色あせて来ます。革をきれいに着続けるのは無理ねと思ったので、自分でやってしまいます。また2万かけるのはしんど過ぎますから。

これはコロンブスのアドカラーの黒一色。 

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ものすごい大雑把。 畳の上に、シートを敷いて、ペットボトルと手袋と、刷毛と絵の具を入れるお皿。ペットボトルに、チューブからにゅりにゅり出し、水だけ混ぜて、振る。 それをお皿にとり、刷毛でびゃーーーーーーーっと塗ってしまいます。
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ずっと、布に含ませて叩く様に塗りこんでいたんですが、薄過ぎて間に合わず。もう一気にべた塗りです。
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革のジャケットやコートを着続けるのは体力がいる

leather jacket and coat maintenance

革はとにかく重い。革製かばんでは重量が1キロなんて軽い方ですよね。増してや衣服でも、表面積が広くなるとおのずと重たくなりますから、いくら好きでもその気持ちだけでは着続けられない。何よりも体力がいることを痛感している。 身体には筋肉が少のうございますから、肩こりにはちょっと酷です。

革を奇麗に着続けるなんて無理だと思う様になった。どんな美しい上質な革だって、着たおすとよれよれになってくる。日常リュックを背負うので、肩の部分がどうしても痛んでくる。一度業者にコートの色塗りをお願いし、新品のように美しくはなったが、一年するともう色がはげ落ちてしまう。こんなの何回もやってられない〜。

私がめっちゃ革が好きなのかというとちっともそうではありませんでした。革が好き、は姉である。その好きっぷりと、探しっぷりとマニアぶりはもの凄いものである。ジャケットやジャンパーなど、ピンときたものに出会うと、調べに調べ、考えに考えて買う。だが、興味が薄れるとまったく関心がなくなり見向きもしなくなる。

そのお下がりが全部私のところに来るというわけなのだ。

なんでそんな革のものを手放すのか??その理由は冒頭にお話したように重たいからである。身軽に動けなくなるから、冬はやはりダウンになってしまうそうで、お下がりがくるというわけだ。

年月をかけて、私の持つ革の服はどんどん増えている。増えるのはうれしいが、手入れも大変に、、、。 着倒すと色合いなどに迫力が出て来て、美なレザーとは異なってきて、まあ言うてしまえば荒れた革。かわいそうなのである。 さて、どうしたものか。

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この真ん中のオレンジのは、コートなのだが、革が荒れ荒れである。手前のワイン色のジャケットは、銀面がなくなって、渋ーい鈍い色になってきた。そろそろどないかせんと。

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真ん中に見えている黒のが、このブログでも何回か取り上げたラグランスリーブのシープスキンコートである。これは着て既に15年は過ぎていると思う。 見てわかる通り、革が荒れ荒れである。また出すのもなあ、、、と思っていたので、色を上から塗る事にした。 失敗してから、業者に出せばいいか、という感じである。

枚数を着ていると、まあ多少変になっても、リュックでまた色褪せるのだからいいやと、よい加減〜に腹がすわって来た。最初にお話した通り、革を奇麗に着続けるなんて土台無理だもの。

東急ハンズに行って、着色するインクを探す。辿り着いたのは、一番安〜い、コロンブスの革用絵の具。一チューブ300円。同じ場所に置いてあったおフランスのものは、千円以上する(サフィールちゃんね)。量も2倍ぐらいはあるけれど店員さんによると、内容成分はほとんど同じらしい。おフランスのものは、固定ファンが多いらしく、良く売れているのだとか。(最初はなんで〜と思ったが、色も幅広くあるから、こっちを選んじゃう気持ちもわかる。)

私はコロンブスね。黒。帰宅後それを、ペットボトルに取り、水で薄めて、ボロ布に含ませて、革にたたくように塗って行った。濃くはない。本当にうすーい墨にして。それを毎日少しづつ、革に載せて行く。すると自然に染みて行く様な感じになってきた。

革の手入れや色塗りも、日常で簡単に出来る方がいい。
専門のプロのようにめっちゃ丁寧にするのは、無理なんで、喜楽に、気楽に、革育てが出来る方が気負いがなくてよろし。

詳しくは次回〜。(最終的には、水で薄める割合は少なくなりました。)

黒革のコート 染め直しとクリーニング後

羊革のラグランスリーブコートを染め直しとクリーニングした。きれいになった。新年より着始めて2ヶ月半。やはり革の同じところが荒れてくるのよね。

リュックを背負うのが日常ですので、肩の部分はまた擦れて色がはげてきます。加えて、袖口。リュックの背負いベルト(と呼ぶのか分かりませんが)、後から差し込む腕の方の袖口がどうしても擦れます。

これは、日頃のお手入れ次第ですね。ブラシかけたり、クリーム塗ったり。

写真は、クリーニングして直ぐ撮ったもの
染め直しANDクリーニングその他で、最終的に2万円弱でした。
たぶん13年ぐらい着倒したでしょうか。革がかさかさになって、色がはげてきたので、えいやっ!!と出して見たわけです。

2万円で、同様の新品コートは購入出来ませんから、お得だと感じています〜。

 

後ろからクリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

後ろからクリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

裾も美し_クリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

裾も美し_クリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

梱包の様子_クリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

梱包の様子_クリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

梱包の様子_クリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

梱包の様子_クリーニング後の羊革ラグランスリーブコート

本日は2015年1月30日ですが、 公開するつもりがずっとできていなかったので、その日のつもりであっぷろーど。

2年後の感想
2016年2月2日

日常でも、いつもリュックを背負います。そのため、肩と、袖口はリュックで擦れるため、どうしても革が荒れて、色が褪せて来ます。もう仕方ないなあという感じですな、うーむむむ。ほんでもって、自分で色塗りしました。その結果アップしましたのでまたご覧下さい。↓関連記事の、「革コートに色を塗る」へ、どうぞ。